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     ノクトニッコールを使ったからって、昼間から真夜中のような夢が見られるわけじゃない。けれど、気がつけばあのバカみたいにデカくて重いレンズを常用にしている自分がいた。でも、いつもの癖で教科書通り、女の子を撮るからって開放にしたところで、ほんのり甘い味を見せてくれるような、そんな生易しいレンズではないのだ、こいつは。
     乱視が極まったような映像をイルフォードに焼きつけながら、はてさて、どうしたもんかと悩んだりする。要は、いつもの如く失敗作を積みげておくだけなのだが。ふと、思いついて、そんな古い写真をフォトショップに放り込んでみる。なに、たいしたスキルを持ってるわけじゃない、トーンカーブをいじってみただけのことだ。はてさて、夢の続きは見られるだろうか。


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