back to home       プラトゥーナムを闊歩する女子高生たち       next

   街は、万華鏡だ。はたまた出来の悪いロードムービーと言ってもいい。そこには洒落たストーリーもなければ、めくるめく煌きもない。あるのは妙にくすんだ原色の眩暈と、唐突な登場人物たち。何の必然性もなしにレンズの前にあらわれては、勝手なシナリオをフィルムに刻み込んでくれる。
   だから、あるいはこれは、カメラマンの意思に基づいて撮られた写真ではないのかも知れない。街という得体の知れないモノノケに押されて撮らされた写真なのだろうか。